■CYBER STORK ワンオフメーターフィルム Last update:2009/12/10 ※例によって、備忘録的に、購入に至るまでの経緯、及び取り付けた後のことをダラダラと書いてしまったので、 興味ない方は、適当に読み飛ばしちゃってくださいr^_^;) インテリアのレッド&ブラック化は完遂したと思ってたんですが、純正のメーターがホワイトメーター (よく見ると実際はグレーなんですけどね…。特に前期)なので、昼間は、このようにレッド&ブラックに統一した インテリアに著しく合ってないばかりか、なによりもDefiのメーターと合ってないのがずっと気になってました。 この純正のホワイトメーターに合わせて、追加メーターの方をホワイトパネルのモノにされてる方も いらっしゃいますが、ここまで揃ってるメーター類を、今更買い換えるわけにもいかないですし、 レッド&ブラックにこだわりたい自分は、「やはり純正のホワイトメーターの方を変えたい!」 という衝動を抑えられなくなってしまいました(常に目にするとこだけにネ)。 デジカメとPCを駆使して、自作されてる方もいらっしゃいますが、クオリティ的に満足できるものが作れるかどうか 自信がありませんでしたし、夜間は、ちゃんと文字や数字、ガソリンマークなどのイラストが透過しないといけない ので、単純に、黒盤&赤文字で印刷したものを貼り付ければいいわけではないので、頭を悩ませてました (透過部分を赤いセロハンみたいなので対処するにしても、今度は黒い方の切り抜きが困難を極めますし…。 それこそ巧みの世界ですよ 笑) そんな折り、過去のOPTION2(2008年10月号)をパラパラとめくっていると、いいのがありました♪ ホワイトメーターなど、メーター周りのカスタマイズでお馴染みのCYBER STORKの存在自体は、ここの製品である 「超拡散マイクロLED(アメリカンレッド)」をメーター球に使ってることもあり、以前から知ってましたが、 そのOPTION2で扱ってたネタは、このように、フィルムの色や文字色を変えようというものでした。 つまり、このCYBER STORKのオプションにて、インテリアのレッド&ブラックやDefiのメーターに合わせるよう、 「黒のフィルム&赤文字」にカスタマイズすることにしたわけです(上記OPTION2のネタと同じく、 「カーボン調のフィルム&赤文字」でもカッコイイと思いますが、既に周りのメーターパネルが TRDのカーボン調のヤツだし、「km/h」とか「x1000r/min」とか細かい文字が入るので、カーボン調だと、 それらの文字がボケて見えちゃうかなぁと思ったので…)。 「え? Tacknさんのことだから、『赤いフィルム(&黒文字か白文字)』にするんじゃないの?」と思われた方も いるかもしれませんが(笑)、確かに、前述のTRDのメーターパネル(カーボン調)&メーターフード(赤)と、 コントラスト的にはその方が面白いと思うんですが、あくまで「Defiのメーターに合わせる」ことが目的なので、 ここはやはり、無難に(?)「黒のフィルム&赤文字」にしようと思ったわけです。 いやぁ、しかし、考えてみたら、ここのCYBER STORK製品を使って、ホワイトメーターにカスタマイズする人が 多い中、既に純正でホワイトメーターなのに、それを変えようって話なんですから、なんとも贅沢な話ですよねr^_^;) ただ問題は、古い車種ゆえの宿命か、我がスターレットはラインナップ自体にありませんでした…_| ̄|○ そこで、ワンオフで作成してもらえないか、CYBER STORKに問い合わせてしてみました。 当初は、ラインナップに無い車種の文字盤を、ただ単に「ワンオフで作れますか?」といった内容だったので、 10万くらいの見積もりになってましたが(笑)、2回目の問い合わせで、現物の文字盤をそちらへ送ったら? と伝えると35,000円に。更に、実際に、わざわざヤフオクで、中古のメーター一式を落札し (自分と同じ「ターボ・4AT・前期」は需要が少ないからか、開始価格の500円で落札できました☆)、 その分解した文字盤を画像で確認してもらったら、25,000円まで下がりましたr^_^;) ただ、この25,000円ってのは、あくまで型取り費用のみで、これに製作料金がプラスされると聞き、 最初ビビりましたが(笑)、ま、自分が勤めてる会社も、(全然扱ってる製品は違いますが)オリジナルで 製品を作る場合、型代だったり版代だったり、デザイン料等、なにかしら費用がどうしても掛かってくるので、 仕方ないですね(特に、現物の文字盤を読み込んで、デザインする人の人件費とかも考えると…r^_^;))。 さて、通常、CYBER STORKのメーターフィルムの場合、針を抜かずに、純正のメーターフィルムの上に貼り付ける という施工方法を取っているのですが、上記CYBER STORKのHPの、「フィルムの貼り付け詳細」ページを見ると、 針を抜かずに穴に通すようになっているため穴が純正のモノより大きく、どうしても針の周りの隙間から、 純正のメーターフィルムが見えてしまっています。 純正のメーターフィルムが黒ならそれでも目立たないんでしょうけど、スタは元々ホワイトなので、 スタは元々ホワイトなので、その上に、黒のフィルム貼り付けたら、穴の隙間からその白が見えてしまい、 非常にカッコ悪いです(まぁ、見える部分だけ黒に塗ってしまえば目立たなくなりますが…)。 その上に、黒のフィルム貼り付けたら、穴の隙間からその白が見えてしまい、非常にカッコ悪いです。 (まぁ、見える部分だけ黒に塗ってしまえば目立たなくなりますが…) どちらにせよ、今回針も、一応現在、前期のオレンジのモノを、表から赤く塗ってはいますが、 純正の針って、実際は、透明のパーツの底面に色が付いたシールを貼ってるので、 夜間時の光の拡散具合のことも考えると、後期用の赤い針に替えた方がクオリティ的には高いと思い、 先方に送る用の、前述の前期用のメーターとは別に、わざわざ後期用のメーターも落札し、 その後期用の赤い針に替えようと思ったので、針を抜くことになんらためらいもありませんでした(笑) (ガソリンさえ満タンの状態にしておけば、スピード、タコ、水温は、0の位置になるよう挿し直せばOKですから) あと、他の理由として、タコメーターのとこにある、ブーストが掛かった時に光る、緑色の角型LEDも、 どうせなら赤色の角型LEDに替えてしまおうと思ったこともあり、そのパーツは、針を抜かないと 絶対替えられない場所にあったというのと、前述した、CYBER STORKの既製品のメーターフィルムのように、 純正のメーターフィルムの上に貼り付けるという施工方法だと、いくら拡散効果のある、CYBER STORKの 「超拡散マイクロLED」を使っていても、透過率が悪くなると思い、純正のメーターフィルムは取っ払ってしまい、 CYBER STORKのメーターフィルムだけを貼り付けるようにしたため、針を抜いての交換にしたわけです。 ただ、純正のメーターフィルムを取っ払って、CYBER STORKのメーターフィルムだけにした場合、 透過させたくない部分(自分の場合は黒い部分)まで透過してしまうとの指摘を事前に受けていたので、 遮光フィルムも貼り付けてもらいました(もちろん、その分別途費用が掛かってますが…)。 なお、単純にベースは黒いフィルムで、文字や数字、及びガソリンマークなどのイラストを赤にデザイン し直してもらうだけだったんですが、先程の、ブーストが掛かった時に光る角型LED周りに、中途半端な グラデーションの模様があり、なんかカッコ悪くなりそうだったので、そこはオミット(省略)してもらいました。 (その代わり(?)、オドメーターの上に、サービスでCYBER STORKのロゴを入れてもらいました(^-^)v)。 ちなみに、ATのシフトインジケーター表示部については、透明の四角い枠の中に、白文字で「P」や「R」と レンジ表示がしてあり、その裏に別のパーツで、緑とオレンジに着色されたプラスチックのパーツがあって、 「R」の時はオレンジ、それ以外は緑に光るようになってたんですが、そこは赤い四角の中に、黒文字で レンジ表示をデザインしてもらい、先程の緑とオレンジに着色されたプラスチックのパーツは取り除き、更に メーター球にも使っている、CYBER STORKの「超拡散マイクロLED(アメリカンレッド)」にわざわざ交換しています。 というのも、当初、透過する部分が赤だから、透明な純正球でも問題ないかな?と思ったんですが、 それだとオレンジっぽく光ってカッコ悪かったので、わざわざ赤いLED球に変えたわけです。 ただ、その分、T5球:1,260円×6ヶ=7,560円も掛かってますけどね…r^_^;) (球切れなどで点灯しないというのはさすがに車検NGですが、レンジ表示を赤発光にするなど、 色の変更に関しては、車検には規定が無いため問題ないとのことです)。 実際は、メーター球や、このレンジ表示部以外にも、今回、「ガソリン残量警告灯」(T6.5球)と、 AT用の「O/D OFF表示灯」(T5級)もCYBER STORKの「超拡散マイクロLED(アメリカンレッド)」に わざわざ交換しています(笑)(1ヶは1,260円とそれほど高くないですが、既に装着していたメーター球を除いて、 一気に新たに8ヶも買ったので、結構バカにならなかったです…(;^_^Aアセアセ) また、タコメーターの、0のとこにある針止めピンですが、車種によっては、簡単に抜けるタイプが あるらしいのですが、スタの場合は裏側のプラスチックを溶かしてくっ付けてあるタイプだったので、 抜くことができませんでした…。 当初、別に無くてもいいかなと思ったんですが、CYBER STORKの担当者によると、エンジン始動時は、 その際の回転数のパルス信号が発せられるので、その回転数の所まで上昇するものの、針止めピンが無いと、 エンジン停止時は0以下(要は真下)まで下がってしまうと聞き、結局移植することにしました。 (まぁ、ピン状のモノでさえあれば、わざわざ移植しなくても、なんでもよかったとは思いますが…) 元に戻す際は、アロンアルファーなんかだと揮発性が強くて、周辺のフィルムが白くなってしまうらしく、 エポキシ樹脂接着剤などでくっ付けることをオススメしますとアドバイスを受けたのですが、 せっかくなので、この移植もお願いしときましたr^_^;) ただ、前述したように、メーター針に関しては、交換直前に、ガソリンさえ満タンにすれば問題ないだろうと 安易に考えていたのですが、このように、タコメーターの針が狂ってしまいました.....(;_ _)/| その状態から、再度メーター針を抜いて、もう1回針を抜いて“0”に合わせて挿し直したんですが、 結果は同じでした…。 当初、車には詳しくないんですけど、電装系に詳しい、自分が勤めてる会社のSE部にいる同僚が言うには、 前述した、取り替えた赤色の角型LEDが原因かもと指摘されました。 どういうことかと言うと、純正の緑色の角型LEDと、赤色の角型LEDの規格が違えば、 当然電圧・電流が変わるので、その誤差だけタコの針のコイルの方に流れるので、 その分、針が大きくズレてるんじゃないかということです…。 確かに、替えた赤色の角型LEDは、いくらブーストを掛けても全くどれ1つたりとも点灯しませんでした…。 純正の緑色の角型LEDの規格は分かりませんが、今回替えた赤色の角型LEDの規格は、 電圧:1.7〜2.8V、電流:20mAで、1.5Vの乾電池に繋いでみると、赤色の方は、微かに点灯しましたが (1.7V〜に対して1.5Vなので当然ですね)、緑色の方は、光りませんでした。 ということは、緑色の方は少なくとも、2.8V以上対応なわけで、本来ならそれだけの電圧が掛かるところ、 それ以下の規格のLEDを取り付けているので、恐らく、現在付けてる赤色のLEDは、既に壊れてしまっていて、 上記のように、取り外して乾電池に繋いで確認しようとしても、もう点かないんではないかと指摘されました。 よって、壊れたLEDの方に電流が流れない分、タコの針のコイルの方に流れ、 結果、針が大きくズレているのではないかと…。 そう指摘され、試しに純正の緑色の角型LEDに戻してみたんですが、結果は同じでした…。 事前にCYBER STORKに同じことを訊いてたんですが、「LEDに流れる電流がコイルに影響を及ぼしていたら、 LEDが切れただけで狂ってしまうと思いますが、メーターの設計上そうはないっていないと思います」とのこと。 やはりそうだったみたいです…。 ただ、取り替えた赤色の角型LEDのままだと光らないからと言って、緑色の角型LEDに戻したんでは、 外観上よろしくないのでr^_^;)、なら純正のメーター球を塗ったことがあるランプペンで赤に塗ってみたんですが、 光ってない時はいいものの、光るとやはり緑に光るのに、表面上は赤に塗ってあるものですから、 なんとも変な色になってしまい、結局「光らなくていいや」ということで、また赤色の角型LEDに戻しました。 で、肝心の狂った針ですが、別途Defiのタコがあるので、正常値が分からないわけではないので 別にいいとは思ったものの、やはり気になると言えば気になるので、みんカラのお友達に聞いたところ、 メーターを繋いで、エンジンを掛けた状態で、一旦タコの針を抜き(つまり、前面の透明カバーは、 あえて付けてない状態ということです)、Defiのタコに合わせるよう、針を挿し直したら?というアドバイスを いただいてたので、その方法でようやくちゃんと合わすことができました(^-^)v(この画像は、狂ってる時、 つまり、エンジンを掛けてもいないのに、1000rpmで針が止まってる時のままです。そのうち差し替える予定) 先のCYBER STORKの担当者が言うには、針抜きと戻す際は、パルス信号の発生装置など、 様々な機器を使いながら、抜く時から気を付けて施工を行うそうで、そのため、それらに掛かる時間や 特殊技術作業の位置付けでの作業になるため、パネル制作を含め一式で10万円ほど掛かるとか…w(゚o゚)w う〜ん、意外と奥が深いもんですね…f^_^;)ポリポリ ちょっと針抜きに関しては、今回なめてました□\(--;)...ハンセイ ちなみに、水温計&燃料計の針も、純正なんで正確な水温は分わからないものの、後付けのDefiの水温計と 比べるとどうも高いような気がし、燃料計に至っては、リッター10km弱の燃費のクソ悪い車なのに、 やけにガソリンの減りが遅いなぁと思ってたんですけど、どうやらどちらも狂ってたようです…A ̄∇ ̄;) ただ、スピードメーターの針だけは、コイルではなく、裏に直結してるので、狂いはなかったようです…r^_^;) ところで、実は上の画像を撮ってから気付いたんですけど、その水温計&燃料計のとこにある、 温度計とガソリンのマーク(イラスト)が無いことに今になって気付きました…(;^_^Aアセアセ タコの、例の角型LEDの周りにある、中途半端なグラデーション部は、前述のように、オミット(省略)してもらうよう 指示しましたが、水温計&燃料計のマークはもちろん省略してほしいなどと指示してません。 なんで入れ忘れちゃったんでしょうかねぇ?σ( ̄。 ̄) ちゃんとデザインの打ち合わせをしたのに、タコのグラデーション部をどうするかとかばかり気にしてたので、 全然気付きませんでした…f^_^;)ポリポリ 一応後日、ダメ元で先方に問い質してみたら、なんと! 半分こっちにも非があるというのに、 無償で作り直していただけましたぁ! 感謝、感謝です♪ (狂った針と同じく、この画像は、そのマークがない時のままです。そのうち差し替える予定) とまぁ、大変長くなりましたが、なんだかんだと、ワンオフということで高い買い物ではあったものの、 これで、インテリアのレッド&ブラック化が更に進化し、非常に満足のいくものとなりました♪ なお、先方に純正のメーターフィルム(ターボ・4AT・前期)を送った際、前述のように、 後期用の針に替える関係上、後期のメーター(ターボ・5MT)も手元にあったので、どうせならと、 後期用のメーターフィルムも先方に送り、「もしよかったら製品化してください」と実はお願いしておきました(^-^)v もし、いつかCYBER STORKのラインナップに、スターレットのメーターフィルム (前期・後期、4AT・5MT、ターボ・NA)がラインナップに加わってたら、僕のおかげだと思ってください(爆) (送ったのは両方ともターボですが、タコのブーストのとこの表示を無くしたり、スケールを小さくしたり (ターボは「最大9000rpm」なのに対し、NAは「最大7000rpm」)と、ちょっとの変更でNAにもなります) することで、対応可能ですからね(o^-')b グッ!) ところで、CYBER STORKのHPの「投稿ギャラリー」というとこへ投稿したところ、見事「カスタムMVP」 なるものに選ばれて、2009年10月31日発売の車雑誌「ワゴニスト12月号」に掲載されました! (詳しくは、2009年11月7日のブログをご参照) ※メーカーHPはコチラ ※購入金額は、型取り費用:25,000円+メーターフィルム(黒版/赤文字)(※切り抜きカット加工含む):6,800円 +遮光フィルム:5,000円+張り合わせ加工:3,000円+針止めピン移植:3,000円+送料:0円=41,800円 但し自分の場合、これプラス、純正のメーターフィルムの現物を先方に送るため、ヤフオクにて、わざわざ純正の スピードメーター(前期・4AT):1,550円(商品代金:500円+送料:1,050円)と、赤い針移植のために、 更にもう1つ純正のスピードメーター(後期・5MT):2,000円(商品代金:1,000円+送料:1,000円)、それから、 これらの純正のメーターフィルムをCYBER STORKに送る際の送料:500円が別途掛かってますけどね…r^_^;) |